「話題の枕」ほど、目立つ場所に置いて、「さわってください」のPOPをつけています。
ネットで見てきたお客様ほど、「これ、あれじゃーん!」が強いんですよね。
枕を全力で握る人たち
そうなると、もう——枕を全力で握る。手で押しまくる。陳列してあるところに、そのまま頭を乗せる。通気のための切り込みや穴に、指を突っ込む。
……毎日、見てます(笑)。
だから私は、「奥にベッドがあるので、寝てみてください」「ぜひお試しください」と、もう何千回と言ってきました。何度も来てくださる常連さんは、無言で、自らベッドで試して行かれることも。
でも、”試す”って、いいことなんです
試してみると、「買うか・買わないか」がはっきり分かる。モヤモヤしている時間が減る。そう思えば、試せる売り場は、お客様にとって「居心地の良いお店」にもなりうるんですよね。
やっぱり、お話しするって、大切。
もちろん、「買わされる」と思って遠ざかる方もいます。でも、こちらも人間なので、時には気持ちが乗らないことだってある(むしろ、その可能性は否定できません・笑)。
「あ、大丈夫でーす」って言ってくれると、こちらも近寄らない。無視されたり、近寄ると逃げていく方は、追いません。結局は、人を見て判断、ってことなんですよね。
そして、ちびっ子たち
ちびっ子に関しては——マットにぴょんぴょんは、当たり前。うつ伏せにダイブも、当たり前。
そして、それを注意しない親御さんも、いらっしゃる。あまりに、というときは、私から声をかけますが。
気になるのが、「ほら、お店の人に怒られるよ」と言う親御さん。
……あなたのお子さんなんだから、あなたが注意してあげてほしいな、と正直思うんです。
実は、私も言われた側でした
——なんて偉そうに書きましたが。実は私も、経験があるんです。
子どものことを人任せにしていて、「人任せにするな」と、誰かに言われまして。それ以来、ピタッと言わなくなりました。
きっと、「怒ってほしい」んですよね。自分では言いづらいから。
そう思うと、売り場って、商品のことだけじゃなく、いろんなことを”もういいよ”ってくらい学ばせてもらっている場所だなと思うんです。

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